【FP2級】預金商品の商品性

FP2級

みなさん、こんにちは。こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。本日は金融資産運用の分野から「預金商品の商品性」について勉強しました。

預金商品

預金商品には以下の種類のものがあります。

預金商品の商品性
  • 貯蓄預金:
    預入残高によって金利が変動する預金です。入出金は自由ですが、給与・年金・配当金の自動受取りや公共料金の自動引落しには利用できません。
     
  • 期日指定定期預金:
    預入れ後に据置期間(通常1年)経過後から最長預入期日(通常3年)までの間で任意の日を満期日として預金者が指定できます。
     
  • 大口定期預金:
    1,000万円以上の預金を対象とした商品です。預入時の利率は満期日まで変わらず、預入期間は通常1ヵ月から10年までです。
     
  • スーパー定期預金:
    1ヵ月以上10年以下の満期を定めた預金です。利率は普通預金よりも高く、市場金利を基準として各金融機関がそれぞれに預金利率を設定しています。店頭取引とインターネット取引とで利率が異なります。
     
  • デリバティブを組み込んだ仕組預金:
    デリバティブを預金商品に組み込んだものです。仕組預金は通常の預金よりも高金利ですが、原則として中途解約ができず、金融機関が満期日を選択できる権利を持っています。

うみおん
うみおん

私は勉強するまで普通預金と貯蓄預金を同じだと思っていました。。。。

過去問演習

FP2級過去問題 2016年1月学科試験 問22

問22. 銀行等の金融機関で取り扱う預金商品の一般的な商品性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 貯蓄預金は、給与・年金などの自動受取口座や公共料金などの自動支払口座として利用することができる。
  2. 期日指定定期預金は、据置期間経過後から最長預入期日までの任意の日を満期日として指定することができる。
  3. 大口定期預金は、半年ごとに適用利率が変わる変動金利型の預金である。
  4. スーパー定期預金は、同一の金融機関で、同一の預入期間であれば、店頭取引およびインターネット取引とも利率が同一とされている。

 

回答を見ていきましょう。

1.→× 給与等の自動受取口座や公共料金等の自動支払口座として利用することはできません。

2.→〇 その通りです。

3.→× 固定金利型の預金です。

4.→× 各金融機関が取引ごとに決めるので、店頭とインターネット取引の利率が同一とは限りません。

よって、答えは2です。

最後に

さて、預金商品の商品性について勉強しました。

普通預金と貯蓄預金の違いも知らなかった私でも、勉強して違いがわかり、他の種類の預金商品についても理解することができましたの、みなさんもすぐ覚えられると思います。

 

※ちなみに

私は下記の教材のみで勉強しております。



「みんなが欲しかった!FPの教科書2級・AFP 2023-2024年(TAC出版)」

不合格の場合は教材を追加予定です。

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