【税理士(簿記論)】利益加算率

税理士

みなさん、こんにちは。こんばんは。

いかがお過ごしでしょうか。桜が散り始め、本格的に新年度がスタートしたことに実感が湧いてきましたね。この時期には、NESCAFEの「あなたをちょっとだけヒーローにするコーヒー」がおすすめです。勉強のお供にぜひ、一杯どうぞ。

本日は、簿記論の「利益加算率」について勉強しました。

利益加算率

利益加算率は、原価に何%の利益を上乗せして売価を設定するのかという利益の上乗せ率を示す数字です。

式にすると下記のように表せます。

ここで、利益=売価ー原価の為、下記のようにも表せます。

与えられる数字に応じてフレキシブルに対応できるようにしましょう。

例えば1個50円で仕入れた商品を100円で販売した時の、利益加算率は次のようになります。

利益加算率=(売価100円ー原価50円)÷原価50円=1(100%)

うみおん
うみおん

利益加算率は100%よりも大きくなることもあります!

利益加算率の例題

下記の例題を解いてみましょう。

次の資料について、利益加算率30%の場合の(1)期末商品棚卸高の金額を求めましょう。
[資料]

うみおん
うみおん

いかがでしょうか?解答は以下になります。

(1)期末商品棚卸高:6,000円

*売上原価:売上52,000円÷1.3(利益加算率30%+原価100%)=40,000円
期末商品棚卸高:期首5,000円+仕入41,000円-売上原価40,000円=6,000円

うみおん
うみおん

“利益加算率=(売上-原価)÷原価”の式を変更していくと、
利益加算率=売上÷原価-1
⇔1+利益加算率=売上÷原価
⇔”原価=売上÷(1+利益加算率)”になりますね!

最後に

さて、利益加算率について勉強しました。

改めて、原価率や利益率と合わせて、問題で問われる数値からフレキシブルに対応できるように気を付けたいと思います。引き続き頑張ります。

※ちなみに
私は下記の教材を用いて勉強しております。
①みんなが欲しかった!税理士 簿記論の教科書&問題集(1)(TAC出版)
②みんなが欲しかった!税理士 簿記論の教科書&問題集(2)(TAC出版)
③みんなが欲しかった!税理士 簿記論の教科書&問題集(3)(TAC出版)
④みんなが欲しかった!税理士 簿記論の教科書&問題集(4)(TAC出版)

簿記の資格を持たない私でもわかりやすく解き進められますので、おすすめです。
今後も少しずつ教材を追加予定です。

<うみおんずブログを応援する>

参考にしたWebサイト

最後に、本記事を執筆するに当たって参考にしたWebサイトを記します。

  • https://fp1nakagawa.hateblo.jp/entry/2019/08/10/120848
  • https://bokikaikei.info/2016/07/%e5%88%a9%e7%9b%8a%e7%8e%87%e3%81%a8%e5%8e%9f%e4%be%a1%e7%8e%87%e3%81%ae%e9%96%a2%e4%bf%82%e3%80%90%e7%b0%bf%e8%a8%98%ef%bc%91%e7%b4%9a%e3%80%91.html
タイトルとURLをコピーしました