皆さん、こんにちは。こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。私は中目黒八幡神社に初詣に行ってきました。今年もよいことが起こることを願います。
本日はリスクマネジメントの分野から「保険法」についてまとめました。
保険法とは?
保険法は、2010年4月1日から施行されている法律で、保険契約に関する一般的なルールを定めた法律です。
この法律では、保険契約の成立から終了までの間における、保険契約における関係者の権利義務等が定められています。
(引用:保険法の概要|生命保険を知る・学ぶ|公益財団法人 生命保険文化センター (jili.or.jp))
FP2級の勉強で保険法の重要な点は?
重要な点は以下の通りです。
詳細はこちら(法務省:保険法の概要について (moj.go.jp))もご参照ください。
告知義務
告知義務についてもよく聞かれるので触れておきます。
生命保険契約の締結に際しては、保険契約者または被保険者になる者は、保険会社から求められた事項について、事実を正確に告知する義務があります。
保険会社は、過去や現在の健康状態に関する質問をして、被保険者または契約者に事実をありのまま答えてもらうことで、リスクを考慮したうえで引き受けの審査を行っています。
そして、告知義務に違反した場合は、保険会社は生命保険契約を解除することができます。
(公平性を保つためにも重要ですね!)
過去問演習
FP2級過去問題 2018年1月学科試験 問11
問11. 保険法に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
- 保険法は、生命保険契約、損害保険契約だけでなく保険契約と同等の内容を有する共済契約も対象に含まれる。
- 保険契約者または被保険者になる者は、生命保険契約の締結に際し、保険会社から告知を求められた事項以外に保険事故の発生の可能性に関する重要な事項があれば、その者が自発的に判断して事実の告知をしなければならない。
- 保険契約者や被保険者が故意に告知義務に違反した場合、保険会社は、原則として、保険契約を解除することだできる。
- 火災保険の超過保険契約があった場合に、その超過したことについて保険契約者および被保険者が善意でかつ重大な過失もないときは、その保険契約者は、原則として、超過部分について契約を取り消すことができる。
回答を見ていきましょう。
1.→〇 その通りです。
2.→× 保険契約者には告知義務がありますが、保険会社から告知を求められていない事項についてまで告知する必要はありません。
3.→〇 その通りです。
4.→〇 その通りです。
よって、答えは2です。
最後に
さて、保険法についてまとめてみました。
「〇〇法」と聞くと私は拒否反応を示して勉強から逃げてしまいたくなりますが、頑張って立ち向かっていきましょう。
※ちなみに私は下記の教材のみで勉強しております。
不合格の場合は教材を追加予定です。