みなさん、こんにちは。こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
もう夏休みに入っている方も多くいらっしゃると思います🎐。かくいう私は軽井沢に行って、アウトレットでお買い物をしたり、プリンス浅間の温泉で疲れを癒したり、避暑地で勉強をしたり、など楽しい時間を過ごしてきました。
軽井沢で飲んだ「ミカド珈琲」は、癖が無くてキリっとした飲みやすさで、暑い夏に飲むアイスコーヒーとして、おすすめです。
勉強のお供にぜひ、一杯どうぞ☕。
本日は、「SECIモデル」について勉強しました。
SECIモデル
SECIモデルは、知識共有モデルの一つで、個人の知識や経験のような暗黙知を組織全体で共有して形式知化し、新たな発見を得るための理論です。
具体的には、以下の4つの知の変換プロセスを繰り返します。
①共同化(Socialization)
②表出化(Externalization)
③連結化(Combination)
④内面化(Internalization)
それぞれの英語の頭文字をとって、S・E・C・I (セキ)モデルと呼ばれていますね!
①共同化
共同化は、経験を通して暗黙知を他社に移転させるプロセスです。
言語化できない知識を体を動かしたり五感を活かしたりして共有します。
例えば、OJTでベテラン職人の技能や知識を若手職人が実務を通して身につけることや、一緒にベテラン営業パーソンと新人が営業周りに行くことがあります。
共同化は「暗黙知⇒暗黙知」の変換プロセスですね!
②表出化
表出化は、個人が所有している暗黙知を言葉に出し、参加メンバーと共有して形式知化するプロセスです。
主観的な知識を客観的かつ理論的に伝えることで、知識を形式知化します。
例えば、朝礼やミーテイングで業務の報告を行うことや、ベテランからOJTで身に着けた技術・ノウハウを基に業務マニュアルを作成することがあります。
表出化は「暗黙知⇒形式知」の変換プロセスですね!
③連結化
連結化は、表出された形式知に異なる形式知を組み合わせて、新たな知を想像するプロセスです。
他者の知識や共有されたノウハウを自身の業務や環境にアレンジしたり、新たなシステムを導入したりすることで、新たなアイデアや知識が生まれます。
例えば、紙でこれまでまとめていたマニュアルや営業報告書をセールスフォースなどのシステムを導入してデジタル化・効率化することなどがあります。
連結化は「形式知⇒形式知」の変換プロセスですね!
④内面化
内面化は、新たに得た形式知を反復練習して体に染み込ませて暗黙知化するプロセスです。
連結化プロセスで見いだされた新たなアイデアを実践して自身のものにします。
例えば、新たに導入したソフトウェアを操作できるようになることや、上司や同僚のコツを参考に実践することがあります。
内面化は「形式知⇒暗黙知」の変換プロセスですね!
まとめ
SECIモデルを実践する際には、4つのプロセスを繰り返すことが重要です。
助言する企業の知識資産を増大させ、経営活動に活かしてもらうためにも、継続的な循環を意識して頂きましょう。
試験では、複雑な業務や高度な業務についてマニュアルが無い中でOJT等で学習した(共同化)。その後、マニュアル化した(表出化)。などの記述があれば、SECIモデルと気づきやすいと思います。
暗黙知を表出させたり、形式知を取り込んだり、相互作用しながら循環させることで、組織的な知識創造が促進されるという素晴らしいモデルですね!
最後に
さて、SECIモデルについて勉強しました。
改めて、SECIモデルでは、①共同化(暗黙知⇒暗黙知)、②表出化(暗黙知⇒形式知)、③連結化(形式知⇒形式知)、④内面化(形式知⇒暗黙知)によって、組織的な知識創造を促進できることをしっかりと覚えて置きたいと思います。
引き続き勉強を頑張ります。
※ちなみに
私は下記の教材を用いて勉強しております。
YouTubeと組み合わせることで目だけでなく耳を通しても理解を深めることができて、おすすめです!
今後も少しずつ教材を追加予定です!
参考にしたWebサイト
最後に、本記事を執筆するに当たって参考にしたWebサイトを記します。
- https://it-trend.jp/knowledge_management/article/25-0019
- https://www.dodadsj.com/content/230427_seci-model/
- https://ssaits.jp/promapedia/method/seci-model.html