【税理士(簿記論)】原価率と利益率を3ステップでわかりやすく解説

こんにちは、うみおんです🐶

今日のテーマは【原価率と利益率】です。商品売買の計算って、率や割合が出てくると急にとっつきにくく感じますよね。

私も最初は「どっちを掛けて、どっちを割るんだっけ?」と迷子になっていました。今回は試験で問われやすいポイントまで、3つのパートに分けて一緒に整理していきましょう✨

📌 この記事の要点

  • 原価率+利益率=1。片方が分かれば、もう片方も必ず分かります😉
  • 利益加算率は「原価」を1とした上乗せ割合。原価率とは基準が違います。
  • 問題で与えられる原価率は売上値引より前(事前)のもの。ここが最大のひっかけです💡
目次

1. まずは原価率と利益率の関係をつかむ

1-1. 原価率・利益率とは何か

原価率は、売価を1としたときの売価に占める原価の割合です。

計算式は「原価率=原価÷売価」。たとえば売価100・原価80なら、原価率は0.8(80%)になります。

一方の利益率は、売価に占める利益の割合で「利益率=利益÷売価」と表します。同じ例なら利益は20なので、利益率は0.2(20%)ですね。

率はいつも「何を1(基準)にしているか」を意識すると、混乱しにくくなります👀

原価率も利益率も、分母はどちらも「売価」です。基準がそろっているからこそ、足して1という関係が成り立つんですね。

1-2. 「原価率+利益率=1」が出発点

どちらも分母が「売価」なので、足すと必ず1になります。

原価率が0.8なら、利益率は1-0.8=0.2。この関係は推定問題で本当によく使うので、最優先で体に入れておきたいところです。

項目 計算式 例(売価100・原価80)
原価率 原価 ÷ 売価 80 ÷ 100 = 0.8
利益率 利益 ÷ 売価 20 ÷ 100 = 0.2
うみおん

うみおん😉

ここが土台なんですよね。「原価率と利益率は足して1」——まずはこれだけ、最初に押さえておきましょう✨

2. 利益加算率(原価ベース)を使いこなす

2-1. 利益加算率は「原価」を1とする

原価率・利益率が売価を1とするのに対し、利益加算率は原価を1として、そこに上乗せする利益の割合を表します。

式にすると「利益加算率=利益÷原価」。基準が売価ではなく原価である点が、混乱しやすいポイントです。

同じ「20%」でも、利益率20%(売価基準)と利益加算率20%(原価基準)は別物です。ここを混同すると、答えが微妙にズレてしまうんですよね😅

2-2. 「原価の◯%増し」を原価率に置き換える

問題文の「売価は原価の25%増し」は、原価を1とすると売価が1.25という意味です。

このとき原価率は、1 ÷ (1+0.25)=0.8(80%)。利益加算率はそのまま原価率に置き換えて計算できるので、迷ったら売価を(1+加算率)として割り戻すのがコツです。

表現 売価(原価=1) 原価率
原価の25%増し 1.25 1 ÷ 1.25 = 0.8
原価の30%増し 1.30 1 ÷ 1.30 ≒ 0.769

逆に「原価率0.8を利益加算率に直す」と、利益0.2÷原価0.8=0.25。つまり25%増し、と相互に変換できます🔁

うみおん

うみおん📝

試験では「◯%増し」の言い回しがよく狙われます。売価を(1+加算率)とおいて割り戻す——この手順を、必ず手を動かして覚えてみてください💡

3. 原価率を使った計算と、値引・返品の注意点

3-1. 売上原価BOXで逆算する

原価率が分かると、売上高と売上原価はお互いに行き来できます。

「売上原価=売上高×原価率」「売上高=売上原価÷原価率」。売上原価BOX(期首+仕入-期末)と組み合わせると、空欄の金額が芋づる式に埋まっていきます。

3-1+. 数字で追う売上高の逆算

言葉だけだとイメージしにくいので、具体的な数字で追ってみましょう🧮

期首商品28,000・当期仕入348,500・期末商品30,000とします。売上原価は28,000+348,500-30,000=346,500円ですね。

ここで原価率が75%と与えられていれば、売上高は346,500÷75%=462,000円と逆算できます。原価率があれば、BOXの差額から売上まで一気に届くんです✨

3-2. 与えられる原価率は「事前(売上値引前)」

ここが今日いちばんのヤマです。問題に与えられる原価率は、売価を決めた時点の事前の率です。

仕入値引・仕入戻し・売上戻りは原価率に影響しません。影響を与えるのは売上値引(と売上割戻)だけ、と整理しておきましょう。

3-3. 売上値引があるときの計算

事前の原価率を使うので、売上原価は「値引を戻した売上高」に掛けます。

たとえば純売上高700(売上戻り・売上値引を控除後)、売上値引100、原価率80%なら、売上原価=(700+100)×80%=640円。売上戻りは戻さない点に注意です。

項目 事前の原価率への影響
仕入値引・仕入戻し 影響しない(販売前の原価修正)
売上戻り 影響しない(売上と原価を両建てで取消)
売上値引・売上割戻 影響する(利益だけ後から減る)
うみおん

うみおん😊

ここまでお疲れさまでした。「売上値引だけは戻して掛ける」と覚えれば、ひっかけはぐっと減りますよ。一緒にコツコツ積み上げていきましょう🐶

⚠️ ありがちなミス

純売上高(値引控除後)にそのまま原価率を掛けてしまうミスが本当に多いです。原価率はあくまで「値引前」に対応するので、売上値引を一度戻してから掛け算する——この一手間を忘れないようにしましょう。

4. まとめ:3ステップで原価率を攻略

今日の内容を、3つのステップで振り返ります。

① 原価率+利益率=1で関係をつかむ。② 「◯%増し」は売価を(1+加算率)として割り戻す。③ 与えられる原価率は事前のもので、売上値引だけ戻して掛ける。

🎯 今日のキーポイント

原価率は「売価が基準」、利益加算率は「原価が基準」。基準を取り違えなければ計算は一気にクリアになります。そして売上原価を求めるときは、売上値引だけを戻した売上高に原価率を掛ける——これが得点の分かれ目です。

この3つはどれも、推定問題や決算整理の土台になる考え方です。焦らず、ひとつずつ手を動かして確認してみてください📝

今日も一歩前進ですね。数字に強くなると簿記論はぐっと楽しくなります。一緒にコツコツ積み上げていきましょう🐶

※本記事は筆者自身の学習メモです。試験対策としては必ず公式テキスト・予備校教材で裏取りしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

|資格勉強|ブログ運営|趣味は旅行|TOEIC850|中小企業診断士|簿記2級|FP2級|

コメント

コメントする

目次