こんにちは、うみおんです🐶
今日のテーマは【リース取引(借手の会計処理)】です。リースって「借りているのに自分の資産に載せるの?」と最初は不思議に感じますよね。
私も学習し始めの頃は、判定・計上・償却の3つがごちゃ混ぜになって混乱しました😅 今回は試験で問われやすいポイントまで、3つのステップに分けて一緒に整理していきましょう✨
📌 この記事の要点
- ファイナンス・リースの判定は「現在価値90%基準」と「経済的耐用年数75%基準」のいずれか一方で決まる📝
- 借手は開始日にリース資産とリース債務を計上し、原則は利子抜き法で処理する
- 減価償却は「所有権移転=経済的耐用年数」「移転外=リース期間・残存ゼロ」で切り替える
1. まずはリース取引を分類する🔍
リース取引は、大きくファイナンス・リース取引とオペレーティング・リース取引に分かれます。
ファイナンス・リースは「解約できず、借手がほぼ購入と同じように使いこなす」タイプです。この場合は、資産を買ったのと同じように会計処理します。
これに対してオペレーティング・リースは、通常の賃貸借と同じ扱いです。資産計上は行わず、支払ったリース料を費用として計上するだけで済みます。
つまり「どちらのリースか」で処理が大きく変わるため、最初の分類がとても大切なんですよね。
1-1. 2つの判定基準を押さえる
ファイナンス・リースかどうかは、次の2つの基準のどちらか一方を満たすかで判定します。
①現在価値基準:リース料総額の割引現在価値が、見積現金購入価額のおおむね90%以上か。
②経済的耐用年数基準:解約不能のリース期間が、経済的耐用年数のおおむね75%以上か。
どちらか一方を満たせばファイナンス・リースに該当します。両方満たす必要はない点が、ひっかけとして狙われやすいところです。
現在価値を求めるには、各年のリース料を割引率で割り引いて合計します。計算はやや手間ですが、判定の骨格はいたってシンプルです。
| 区分 | 判定の目安 |
|---|---|
| 現在価値基準 | 割引現在価値 ≧ 見積現金購入価額×90% |
| 耐用年数基準 | リース期間 ≧ 経済的耐用年数×75% |
うみおん😉
まずは「解約できるか」「ほぼ買ったのと同じか」をイメージしてみてください。判定基準は片方でOK、が合言葉ですよ✨
2. リース資産・リース債務を計上する🏗️
ファイナンス・リースに該当したら、借手は取引開始日にリース資産とリース債務を同額で計上します。
「借りているだけなのに資産計上?」と戸惑いますが、実質的に買ったのと同じと考えるためなんですよね。
計上したリース資産は貸借対照表の固定資産に、リース債務は負債に表示されます。1年内に返す部分は流動負債に分ける点もおさえておきましょう。
2-1. 利子抜き法と利子込み法
計上価額の決め方には2つの方法があります。
原則は利子抜き法で、見積現金購入価額とリース料総額の割引現在価値のいずれか低い額を使います。
これに対し、リース総額に重要性が乏しい場合などに認められるのが利子込み法で、支払うリース料の総額をそのまま計上します。
利子抜き法では利息相当額を各期に配分するため、計上額は利子込み法より小さくなります。どちらの方法で問われているのか、資料の指示をていねいに読み取ってみてください。
2-2. 支払時は利息と元本に分ける
利子抜き法では、毎回の支払リース料を「支払利息」と「リース債務の元本返済」に分けて処理します。
利息相当額は、期首のリース債務残高に利率を掛けて計算するのが基本の流れです。
返済が進むほど元本残高が減るので、各期の利息も少しずつ小さくなっていきます。ここは表を書いて、残高の動きを目で追うと理解が早いですよ。
うみおん📝
試験では利子抜き法がよく問われます。支払額のうちいくらが利息で、いくらが元本返済かを必ず手を動かして確かめてみてください💡
3. リース資産を減価償却する📉
最後のステップは減価償却です。ここは所有権が移転するかどうかで方法がガラッと変わります。
3-1. 所有権移転と移転外で変わる
所有権移転ファイナンス・リースは、自己所有の資産と同じ扱いです。経済的耐用年数を使い、残存価額を考慮して償却します。
一方、所有権移転外ファイナンス・リースは、リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとして償却します。
| 区分 | 耐用年数 | 残存価額 |
|---|---|---|
| 所有権移転 | 経済的耐用年数 | あり(原則10%等) |
| 所有権移転外 | リース期間 | ゼロ |
3-2. 数値でイメージする
たとえばリース資産173,350、経済的耐用年数8年、リース期間6年としましょう。
所有権移転なら、173,350×0.9÷8年=19,502です。
所有権移転外なら、173,350÷6年=28,892となります。同じ資産でも償却費が変わる点がポイントです。
移転外はリース期間で割り切るぶん、1年あたりの償却費が大きくなりやすいんですよね。端数が出る問題では、指示された四捨五入の位もあわせて確認しておきましょう。
うみおん😊
ここまでお疲れさまでした。判定→計上→償却の順番で押さえれば、リースは怖くありません。一緒にコツコツ積み上げていきましょう🐶
4. まとめ:3ステップで整理しよう✅
リース取引の借手処理は、①分類・判定、②資産と債務の計上、③減価償却、という3ステップで整理できます。
特に、判定基準は片方でよいこと、償却方法が所有権の移転で変わることが試験での頻出ポイントです。
迷ったら「この取引は実質的に購入か、それとも賃貸か」と問い直すと、処理の方向性が見えてきますよ。焦らず一つずつ確認していきましょう😊
💡 今日のキーポイント
- FL判定は現在価値90%基準・耐用年数75%基準のいずれか一方でOK
- 開始日にリース資産とリース債務を計上、原則は利子抜き法
- 償却は「所有権移転=耐用年数・残存あり」「移転外=リース期間・残存ゼロ」
今日も一歩前進ですね。数字を1回でも手で追うと、記憶への定着がぐっと変わりますよ🐶 一緒に頑張りましょう✨

※本記事は筆者自身の学習メモです。試験対策としては必ず公式テキスト・予備校教材で裏取りしてください。


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